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髙垣酒造㈱ 見学① ~ルーツと霊水「空海水」~ - 地酒の窪田屋

髙垣酒造㈱ 見学① ~ルーツと霊水「空海水」~

どーもです!

今回は和歌山にある「髙垣酒造㈱」にお邪魔した際のレポートです



和歌山県は有田郡有田川町にある髙垣酒造は

なによりもまず、水に恵まれた場所・蔵であることを明記しなければなりません


おととし平成27年は弘法大師空海高野山に密教を開創してから1200年の節目の年でありました

その高野山を源流とする有田川の水は、

空海が杖で岩をつついたところ、岩から水が出たという逸話があるほどに地元の人々から愛されており

いつしかその水を不老長寿の「空海水」と呼びありがたがったと言われております


さてその開創からおよそ1000年後、今から177年前の1840年にとある人物が

「この空海水を使ってお酒を造ろう」と思い立ちました

髙垣又右エ門、髙垣酒造の初代

これが現在まで続く髙垣酒造のルーツと水の関係です

IMG_8317.jpg


空海水の水質ですが、やや硬水だということで、ミネラルが豊富でかつ滑らかな口当たりが特長の優秀な水です

同じ有田郡でも湯浅町のあたりに行くと、水脈が紀伊山系の軟水になるので

改めてこの空海水のあたりを選んだ初代の決断は素晴らしいものだと思います

ちなみに湯浅町のあたりは「醤油発祥の地」ですので、発酵文化との関わりが強い県であることも付記しておきます

発酵文化の根付く町有田で、空海水を使って醸す髙垣酒造の蔵やお酒はどのようなものなのか、

次回は蔵の内部をご案内致します


余談ですが、僕が印象に残ったお酒をピックアップする際に出てくるお酒

3銘酒のいずれも「中硬水」の水質でした

お酒の約85%は水ですから、いかに水質が酒質に影響するかを実感した今日この頃

Koki


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