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米澤酒造㈱ 見学② ~造り以外での徹底ぶり~ - 地酒の窪田屋

米澤酒造㈱ 見学② ~造り以外での徹底ぶり~

どーもです!

先日の続きです


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この辺りはどの蔵にも通常置いてありますものですね!

ボイラーで蒸米(最大800の蒸し)

放冷機、酛、醪のタンクですね!

酒母は普通速醸で基本的にはK701の酵母を使用しています

酒質と致しましては「旨口」を目指したものとなっており、

旨口のなかに散らばる酒質」というものを意識して酒造りを行っております

というのも、もともと信州のお酒は女性的というか、柔らかくきれいな酒質の酒が多く、

美山錦だからなのか、はたまた水質なのかは分かりませんが、

確かに旨口タイプのお酒は少ないように思います

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造りの時期は約5人の蔵人で今錦を醸していますが、

5人で400石後半の石数でしかも全量槽搾りですからね

今年はまだ分かりませんが、前回は

純米大吟醸でしかも美山錦全国鑑評会に入賞しましたからね!!

先生から激励の電話もかかってきたそうで、やはり今後が楽しみな蔵なのは間違いなさそうです!!

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さてこちらは製品部(ビン詰め等ライン)ですが、

28BYから新蔵になるにあたって、最も設備に注力したのがこのラインではないかと思います

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新蔵にするにあたって、一つ大事にしていることがあり、それは

「変えるところは変える、良いところは残す」というものです

機械や道具はもちろん、酒造りの考え方にもそれは表れております

今錦の場合、

「フナ口から出てくる新酒の美味しさ」をお客様にお届けしたいという考えのもと、パストライザーを新たに設置しました


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さて、続いて貯蔵ですが、

現在、今錦では3パターンの貯蔵方法があります


タンク貯蔵
ビン貯蔵冷蔵庫貯蔵
ビン貯蔵常温帯貯蔵


タンク貯蔵を採用する蔵元さんは減ってきているっぽいですが、基本的にはタンク貯蔵が一般的です

最近は熟成を進ませないために、ビンでの貯蔵をする蔵が多いです

その中で今錦さんは、通常のビン貯蔵(冷蔵庫)

室温20℃均一の貯蔵庫にてビン貯する、常温保存をしております


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以前から常温保存もしていたようですが、

そのままの意味での常温保存だったそうで、

それは改めて、空調を効かせて「常に20℃にて貯蔵するように徹底しました!

今の酒のトレンドは「早だし、早のみ」のような、インスタント酒ですが、

本来は貯蔵を経て、つまりある程度の熟度を経て世に出されていくものです

その意味で、初呑切りの重要性は相当なものだったと思います

今錦はしっかりと寝かせを取り、良い状態でお客様へお届けする、貴重な蔵のひとつです

さて、副題について

ビン貯のときにビンを見てびっくり!

すべてのビンに一切の指紋が付いておりません!!

ビン詰めからビン貯蔵、そして出荷まで、一切蔵の人の指紋を付けないように徹底しているといいます


確かに嗜好性の強いお酒で、指紋がベッタベタについたビンて嫌ですね……

これは蔵の、お酒とお客様に対しての愛情だと思います

蔵が清潔に保たれているのもそうですし、こうした普段気にも留めないようなところにも

気を配ってくれる蔵の配慮……本当にいうことなしに素晴らしいの一言です


もうこれを米澤酒造さんの蔵見学まとめの〆にしようかと思ったくらいです

……でもすみません、もっと語ることがあるんです!

しかも超大事な!!

という訳で、次回に続きます! 次で最後です

宜しくお願い致します!

Koki

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