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西酒造㈱ 見学③ ~鹿児島県産山田錦と屋根のない蔵~ - 地酒の窪田屋

西酒造㈱ 見学③ ~鹿児島県産山田錦と屋根のない蔵~

どーもです!

西酒造の蔵見学の続きです

最後に見学したのは米の貯蔵庫である「米蔵」です

清酒蔵でもこの米の貯蔵庫ってかなり珍しいです

大抵の蔵の米置き場って、蔵のどこか一部に常温で紙の袋に入ったまま保存するところが多いです



この米蔵では米保存に別の建物を用意し、フレコンにて保存しております

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しかもこの米蔵は常時空調を効かせており、

常に10~15℃で米を保存する徹底ぶりです

焼酎の麹に一般的に使われている米は、ほとんどがタイ米です

しかし西酒造ではイクヒカリという鹿児島産の米で麹を造っています


思えば焼酎だって日本の酒(日本酒)なのに、なぜタイ米を使うのでしょうか?

鹿児島のように温暖な地域では米は育ち難いのでしょうか?

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こちらは山田錦の玄米です

正真正銘、鹿児島県産山田錦(西酒造産山田錦)です

鹿児島でも山田錦が作れたのです!

山田錦についてはいろいろなハードルといいますか、

作付していい場所みたいなものがありまして、鹿児島はこの間まではそれに載ってなかったのですが、

今年から堂々と鹿児島県産山田錦と名乗っていいことになりました

鹿児島で山田錦を栽培し認可が降りるまでに実に三年かかりました

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心白も割と大きい


このように西酒造では誰もやらないこと、できないと思われていたことにチャレンジしていく蔵元です

なぜか?

それはすべてのお客様に旨いを提供するため、だと言います

清酒の歴史と比べて焼酎の歴史はまだまだ浅く、ゆえにまだ見ぬ旨さがあるはずです

その旨さに西酒造は常に挑戦し続けています

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最後に、これが屋根のない蔵と西酒造が呼んでいる蔵です

「醸は農なり」という言葉を体現するように、

蔵人はまず畑から焼酎つくりを開始するのです

僕が驚いたことは、 蔵人の誰もが

芋の苗切り、苗つけのことを、農作業といわず「仕込み」と言っていたことです

これは「屋根のない蔵」における「仕込み」なんだと三年目にして初めて気づかされました

「屋根のない蔵」での仕込みの後、彼らは「屋根のある蔵」での仕込みに入り、

西酒造の焼酎はできているのです

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まだまだ語り足りない部分はあるのですが、ひとまずここで西酒造㈱の蔵見学のまとめとさせて頂きます!

また来年も行く予定なので、また情報を更新して皆様に魅力をお伝えできれば幸いです!

Koki


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