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西酒造㈱ 見学① ~宝山の名前の由来~ - 地酒の窪田屋

西酒造㈱ 見学① ~宝山の名前の由来~

どーもです!

順序はバラバラになってしまいますが、

今回の旅をまとめていきたいと思います!

まずは西酒造㈱です

会社名にピンと来ない方も

焼酎の銘柄で「富乃宝山」 「吉兆宝山」 「天使の誘惑」などと聞けば分かるかも知れません

ここでは毎年この時期に

焼酎の原料である、からいも(さつまいも)の 苗切り、苗つけの研修があります

今年で3回目の研修ですが、今のところ僕は皆勤賞です


この研修は2日間あり、

初日は以前の蔵があった場所の見学、

「宝山」という銘の由来の場所、

日本三大砂丘と言われている吹上大砂丘の見学

そして苗切り、苗つけの研修 というのが大まかなスケジュールです

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こちらが以前の蔵であり、宝山の原点です

正直、かなり貴重です

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こちらが内部の様子

甕がズラリと並んでおり、こちらで二次醪の仕込を行っていました

左にちらっと写っているガラス張りの部屋は一次醪の部屋です

現在は稼働していないにも関わらず、

清掃が行き届いており感動しました

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二階に上がると麹室がありました

こちらもまだ使えそうな感じです

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ただ焼酎の場合、ほとんど麹はこの自動製麹装置で 製麹します


続いて「宝山」由来の地へ

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こちらが中島常楽院(跡地)です

よく皆さん間違われるそうですが、

「宝山」は山の名前ではありません

宝山検校(ほうざんけんぎょう)」 という目の見えないお坊さんから取ったものなのです

因みにですが、目の見えないお坊さんにも位がありまして、

検校とは一番位の高い者のことをいうそうです(座頭市で知られる 座頭も位のひとつです)

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そしてこの宝山検校ですが、琵琶法師としてもかなり腕のたつ人だったそうで、

そこからこの辺りは薩摩琵琶発祥の地ともされています

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昔この地は(蔵人の説明だと沼地)だったと言います

そしてここには村人に仇なす大蛇がいたと言います

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困っていた村人のため宝山検校は薩摩琵琶を吟弾しました

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するといい兆候(吉兆)が現れ、大蛇は龍に姿を変え白天に昇り、湖の水が引き平地となり、

村人にをもたらせた  という逸話があります


宝山検校が富をもたらせたことに因み「富乃宝山」

琵琶を弾き吉兆が現れたことに因み「吉兆宝山」

そして白天へと昇龍させたことに因み「白天宝山」

とそれぞれの酒銘が決まりました

それぞれのラベルを見ればその逸話を知ることができるようになっています

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そして西酒造のロゴを見るとそこには龍と酒が描かれていることが分かります

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以上が「宝山」の名前の由来です

宝山検校のお墓は未だ存在し、手を合わせることも可能ですので一度行ってみるのもいいやも知れません

俗世から身を遠ざけるように、大きな木に囲まれてひっそりと佇んでいる宝山検校の墓を目にすることでしょう

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いくつかに分けて書きますので、今回はここまでに致します!

また次回!

どーもでした!

Koki










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