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「玉露」の話③ ~おいしいお茶の淹れ方~ - 地酒の窪田屋

「玉露」の話③ ~おいしいお茶の淹れ方~

どーもです!

はじめに!
先日の朝市にご参加下さいました皆様、誠にありがとうございました!
おかげさまで窪田屋出店の、酒粕・甘酒はどちらも完売でした!
そちらはまた日を改めてご報告させて頂きますね!
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さてさて! 本題!
お茶談義最終回です!
最終回は「おいしいお茶の淹れ方」!
これさえマスターすれば接客時やおもてなし時に喜ばれることでしょう!
上の写真はお抹茶の立て方ですが、
より実践的、実際的に「煎茶・玉露」の淹れ方をご紹介いたします!

■お湯の温度

お茶を淹れる際に最も重要なのが、
お湯の温度です!
お茶の性質上、
高温で淹れるとキリッとした渋みが多く出るようになり、
低温で淹れると、その渋みを抑えることができるようになります
高温低温の境ですが、
おおよそ80℃を境に分けるそうです

「渋いお茶が大好き!」など、
その時や人の状態にもよりますが、基本的には
お茶の「甘み」を引き出す淹れ方をした方が良いということなので、
80℃未満の低温にて抽出するようにしましょう!

■ここまでのまとめ■
◆お茶の甘みを引き出すにはお湯の温度が大事! 80℃未満の低温で抽出しましょう!
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■玉露・煎茶の淹れ方

では具体的な淹れ方をご紹介します!
まずは煎茶の淹れ方から
種類茶葉の量お湯の温度浸出時間
煎茶2~2.5g
(すりきり1杯)
70~75℃1.5~2分


おそらく接客時などはこちらの煎茶を出すことがメインだと思いますので、
こちらの配合表を覚えておけばバッチリです!
配分は湯呑み1杯分の分量でして、お湯の量は75mlです!
煎茶はある程度の渋みを楽しむものですので、割と80℃付近の熱さで浸出していますね!

さて、続いては玉露の淹れ方です
種類茶葉の量お湯の温度浸出時間
玉露4~5g
(すりきり2杯)
55~60℃2~2.5分


煎茶と違って、
茶葉の量は多く
お湯の温度は低く
浸出時間は長く
という贅沢仕様ですね!
玉露は渋みではなく、旨みと甘みを味わうものですので、
低温じっくり多くの茶葉を浸出する、というのも納得ですね!
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■お茶入れのコツ&小技

「お湯の温度をいちいち測るのは面倒だ!!」
という方も多いかもしれません
おもてなしに面倒なことは無いのですが、たしかに面倒くさいです!笑

そんな方のために、ちょっとした小技をご紹介します!
紅茶好きな方なら知っているかも知れませんが……

沸かしたてのお湯は95℃近くあります
それを別の容器(最適なのは温まっていない湯呑み)に移します
一度湯呑みに移すことで、約10℃お湯の温度が下がります
また別の湯呑みに移すとさらに10℃下がり……
というようにしていけば、すぐに目標の温度になります
お茶の淹れ方

すると、わざわざ温度を測らずもいいですし、
湯呑みはあったまるのでおもてなしにも一役買うと、かなりイイとこどりです
ぜひ使ってみて下さい!
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■玉露のうまみを感じるための特別な淹れ方 ~宝瓶による しずく茶~

ここからは発展編です!
先日のお茶のうまみを味わうため、うまみ収得のためのお茶の淹れ方をご紹介します!
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こちらは「宝瓶(ホウヒン)」といって
しずく茶を淹れるための茶器です!

しずく茶とは、清酒の「しずく取り」に似ていて、
ほんの少しの量のお茶がぽたりぽたりと落ちていく、
超濃厚でうまみたっぷりのプレミアムな淹れ方です
種類茶葉の量お湯の温度浸出時間
しずく茶4g(すりきり2杯)35℃ほど(体温くらい)2分


お湯の量は60mlほどで、
宝瓶に茶葉を山型に盛り、そのまわりに静かにお湯を注いでいきます
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宝瓶には取っ手がないので、
手で包むようにして湯呑に注いでいきます
ほとんどお茶がでてきませんが、最後の一滴までしっかりと注いでくださいね!
これがうまみか!と実感して頂けると思います!


ということで、数回にわたりお茶の話をしました!
お茶は単なる飲料の一種ではなく、
おもてなしの心や、うまみの存在など、
日本の精神性を表す文化の一形態としてとらえることができます
しっかりと今後も勉強していきたいと思います

どうもありがとうございました!

Koki

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