HOME > 閑話 > title - 花酵母の話②
花酵母の話② - 地酒の窪田屋

花酵母の話②

【関連】
花酵母の話① へ
花酵母の話③ へ

どーもです!

【前回】「花酵母」について概略しました
「きょうかい酵母」とは異なる思想に基づいた天然の酵母という位置づけでした



さてここからは私見ですが、
僕は花酵母について疑問というか、合点のいかない部分をいくつか持っております
まずこの「天然の」という意味合いについて
「花酵母研究会」のパンフを読みますと(読みたい方は【こちら】にリンク貼っておきますね)、

「協会酵母」を引き合いに出して、それを
  「(…)異なる香味特長を引き出すための能力を引き出すよう、人為的に変異構造株を開発」
したものとしており、対して「花酵母」の方は
  「自然の花から採取されたものであり、まさに自然からの贈り物なのです」
と説明しております
ここでは「人為と自然」の対比が明確にされております

ただ、もとはと言えば「きょうかい酵母」も蔵に住んでいる(自然中に浮いている)
ものから採取されたものであり、まったくの反自然的なもの、とは言い切れないような気がします
ELLY129074754_TP_V.jpg

逆に「花酵母」は自然界の「花」から採取したため、
「自然・天然」に違いありませんが、
どの花を選ぶか、どの花から採取するか、
といった人間側の選択・操作がある点において
そこには「人為的」なものが介在している、と思ってしまいます

結局どちらも科学的な側面が大きく関与しているため、
「人為と自然」という対比でのみ、
「きょうかい酵母」と「花酵母」とを明確に区別することは不可能だというのが僕の考えその一です
もしその対比で区別を行うのであれば、
「協会酵母・花酵母」と「蔵付き酵母(酵母無添加)」とかの方が僕はしっくり来ます
ELLY093151542_TP_V.jpg

では次に両者を分けるものは何かを考えましたら
酒質に及ぼす影響・効果 というところに行きつきました
たぶん皆さんが最も関心のある点ではないでしょうか? というのもつまり
「花酵母で造ったお酒って、どんな味?」
っていうのがお酒を買うにあたっての必要最低限の情報だと思いますから

と同時に、僕が一番物申したい点がまさにココについてなので、
それについてはまた明日書こうと思います
ちょっとお話ししますと、

「ナデシコ」という花から採取された酵母で造られたお酒は……「りんご」の香りがするんです

Koki

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する